中国OEMサンプル費用|既存型・新規金型・試作費の違いと確認ポイント

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中国OEM工場でのサンプル・試作確認の実景

中国OEMの相談でよくある質問の一つが「サンプルはいくらかかりますか」というものです。しかし、サンプル費用は一律ではありません。既存品に色だけ付ける場合、既存型を使って近い形状を試す場合、新規金型を作る場合では、必要な費用と納期が大きく変わります。

まず「何を確認するためのサンプルか」を決める

初期段階では、完成品とまったく同じサンプルを作る必要がないケースもあります。サイズ感、使い勝手、素材の硬さ、構造などを確認したいだけなら、既存の類似品を使った確認の方が早く、費用も抑えやすくなります。

一方、最終的な形状や部品精度、組み合わせ、外観を確認する段階では、量産と同じ金型や工程を使ったサンプルが必要です。サンプルの目的を分けることで、不要な初期費用を避けやすくなります。

既存型サンプルとは

工場がすでに保有している金型や既存商品を利用する方法です。形状は完全オリジナルではありませんが、素材、色、表面処理、使用感などを早い段階で確認できます。商品開発の方向性を決める前に使うと効果的です。

既存型を使える場合、専用金型費は不要ですが、サンプル加工費、色調整費、材料費、送料などが発生することがあります。複数色を作る場合は「1色ごとにサンプル費が必要か」も確認します。

新規金型が必要になるケース

独自の形状、寸法、凹凸、内部構造を作る場合は新規金型が必要になることがあります。金型費はサンプル代とは別項目として扱うのが基本で、製品構造や型数によって大きく変わります。

見積では、金型が何型必要か、試作修正が何回含まれるか、金型の所有権、保管期間、量産時の償却条件などを確認しておくと安心です。また、金型製作後に仕様変更が入ると修正費や再製作費が発生する場合があります。

色・素材だけ変えるサンプル費も分けて考える

ラメ、マーブル、透明、半透明、特殊塗装、メッキなどは、形状が同じでも色や材料の調整費が別途必要になることがあります。工場によっては1カラー単位で試作費を設定しています。

そのため見積書では「サンプル費」と一括表示するより、形状試作、色サンプル、材料サンプル、金型費、送料を分けて確認した方が、後から追加費用が出たときに原因を追いやすくなります。

量産前に確認したい費用項目

サンプル承認後に量産へ進む前には、製品単価、MOQ、金型費、包装費、印刷費、検品費、中国国内送料、国際送料などを整理します。量産数量によって単価が変わる商品では、2,000個、3,000個、5,000個など複数数量で見積を取ると比較しやすくなります。

仕様書の作り方についてはOEMサンプル作成時に確認すべき仕様書項目も参考にしてください。

China2JPでのサンプル進行

参考商品、写真、寸法、希望素材、色、数量をご共有いただければ、中国側で既存型が使えるか、新規金型が必要かを工場へ確認し、費用と納期を整理します。最初から高額な金型へ進むのではなく、既存類似サンプルで改善点を洗い出してから正式金型へ進む方法もご提案できます。

サンプル費用や金型費の確認をご希望の場合は、お問い合わせより参考商品URLや写真をお送りください。

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